2005年 08月 23日
北朝鮮のマンガ
|
漫画 共産主義道徳教養
失ってしまった45分
表紙からして物凄い北朝鮮独特のレトロ感をかもし出しております。
文庫本サイズの40頁の薄っぺらい本です。
1994年発行だが、戦前風のデザインにグッときます。
お は な し
ウンギョン高等中学校に
お客さんが・・・・
「学生同務!校長先生様の部屋は
何処にありますか?」
女子生徒は快く案内をひきうける。
「この部屋です」と
案内する。
「校長先生様
アンニョンハシムニカ」
お客さんが校長先生にここの生徒は礼儀が良いみたいな事を言っています、
そして校長が「親愛なる指導者先生様が制定なされた、【学生少年達が
道徳生活で守らなければならない10までの事項】を学習してから学校内での
道徳生活に立つ革新が起きました。以前は学校の一部の学生の中に学校内
での道徳と秩序を守らない現状が少なくありませんでした」
と言う。
~~ここから校長先生の回想シーン~~
↑学校内での道徳と秩序を守らない問題児の一人、
オギ君です。遅刻しておる模様です。
4コマ目で遅刻した事をなんか担任から言われております。
数学の教科書を
持ってこなかったり・・・・
数学の時間はつまらないから
の理由で・・・
漫画を読んだり
しておると・・・
先生から質問の
ようです。
「先生様がさっき説明した
内容を一度言ってみてください」
と言われても・・・
さっきまでマンガタイムであった
オギ君は、そんなもん聞いておらず
言葉に詰まってしまいます。
結局、授業が終わったら漫画持って
教員室へ行く羽目に。
ガチャッ!
先生「?」
オギ君が教員室に、ノック無しで
入ったので、「部屋に入るとき
どのようにして入らなければ
ならないか」聞かれております。
「門の前で静かに門をたたいて、
応答を受けた次に入らなければ
なりません」と、
詳しく説明するオギくん。
やり直しのようです。
・・・なんかウザイ、この教師。
そして、ちゃんとノックを
してから入ると・・・
つぎは、お説教タイムです。
「オギ君は今日、数学時間にあった
自分の過ちを考えてきましたか?
流れた時間は取り戻せません、
オギ学生は今日、貴重な45分を
空しく過ごしただけでなく、他の
同務達の学習にも大きな支障を
与えました。学級の全ての同務達が
オギ学生のために貴重な45分を
失ってしまったのです。」
・・・おいおい;
「この本に親愛なる指導者
先生様が制定なされた
【学生少年達が道徳生活で
守らなければならない
10までの事項】があります」
「持っていって学習してください」
・・・そんな事があった後の
ある日、校長先生が廊下を
歩いていると・・・
なんと、オギ君が古くなった
椅子を直しております。
背後から校長先生が現れ・・・
オギ君のこの行動に
感心している模様です。
「校長先生様、前【学生少年達が
道徳生活で守らなければならない
10までの事項】を学習して、
僕らが使う学校の備品を惜しんで
愛さなければならない事を
考えるようになりました」
校長先生が、
【学生少年達が道徳生活
で守らなければならない
10までの事項】を学習してから
オギ君は学校内での道徳と
秩序をよく守るようになったと
いうような事を言っております。
「今日、我々の学校には
学校内での道徳と秩序を
守らない学生は
一人もいません」
「それは本当に
自慢するに値する事です」
果たして、日本の学生が【学生少年達が道徳生活で守らなければならない
10までの事項】なる本を渡されて、オギ君のようになれるのでしょうかね?
というか、日本の今時の子供がこの漫画を見たら
どう思うのだろうか・・・
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失ってしまった45分
表紙からして物凄い北朝鮮独特のレトロ感をかもし出しております。
文庫本サイズの40頁の薄っぺらい本です。
1994年発行だが、戦前風のデザインにグッときます。
お は な し
ウンギョン高等中学校に
お客さんが・・・・
「学生同務!校長先生様の部屋は
何処にありますか?」
女子生徒は快く案内をひきうける。
「この部屋です」と
案内する。
「校長先生様
アンニョンハシムニカ」
そして校長が「親愛なる指導者先生様が制定なされた、【学生少年達が
道徳生活で守らなければならない10までの事項】を学習してから学校内での
道徳生活に立つ革新が起きました。以前は学校の一部の学生の中に学校内
での道徳と秩序を守らない現状が少なくありませんでした」
と言う。
~~ここから校長先生の回想シーン~~
オギ君です。遅刻しておる模様です。
4コマ目で遅刻した事をなんか担任から言われております。
数学の教科書を
持ってこなかったり・・・・
数学の時間はつまらないから
の理由で・・・
漫画を読んだり
しておると・・・
先生から質問の
ようです。
「先生様がさっき説明した
内容を一度言ってみてください」
と言われても・・・
さっきまでマンガタイムであった
オギ君は、そんなもん聞いておらず
言葉に詰まってしまいます。
結局、授業が終わったら漫画持って
教員室へ行く羽目に。
ガチャッ!
先生「?」
オギ君が教員室に、ノック無しで
入ったので、「部屋に入るとき
どのようにして入らなければ
ならないか」聞かれております。
「門の前で静かに門をたたいて、
応答を受けた次に入らなければ
なりません」と、
詳しく説明するオギくん。
やり直しのようです。
・・・なんかウザイ、この教師。
そして、ちゃんとノックを
してから入ると・・・
つぎは、お説教タイムです。
「オギ君は今日、数学時間にあった
自分の過ちを考えてきましたか?
流れた時間は取り戻せません、
オギ学生は今日、貴重な45分を
空しく過ごしただけでなく、他の
同務達の学習にも大きな支障を
与えました。学級の全ての同務達が
オギ学生のために貴重な45分を
失ってしまったのです。」
・・・おいおい;
「この本に親愛なる指導者
先生様が制定なされた
【学生少年達が道徳生活で
守らなければならない
10までの事項】があります」
「持っていって学習してください」
・・・そんな事があった後の
ある日、校長先生が廊下を
歩いていると・・・
なんと、オギ君が古くなった
椅子を直しております。
背後から校長先生が現れ・・・
オギ君のこの行動に
感心している模様です。
「校長先生様、前【学生少年達が
道徳生活で守らなければならない
10までの事項】を学習して、
僕らが使う学校の備品を惜しんで
愛さなければならない事を
考えるようになりました」
校長先生が、
【学生少年達が道徳生活
で守らなければならない
10までの事項】を学習してから
オギ君は学校内での道徳と
秩序をよく守るようになったと
いうような事を言っております。
「今日、我々の学校には
学校内での道徳と秩序を
守らない学生は
一人もいません」
「それは本当に
自慢するに値する事です」
果たして、日本の学生が【学生少年達が道徳生活で守らなければならない
10までの事項】なる本を渡されて、オギ君のようになれるのでしょうかね?
というか、日本の今時の子供がこの漫画を見たら
どう思うのだろうか・・・
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by changgun
| 2005-08-23 23:04
| ★北朝鮮の本、新聞